導入事例：Core Service　WEB面接、動画選考サービス『imインタビューメーカー』

年々需要が増えて来ているWEB上での入社面接への新たな価値提供として、国内で初めて人事領域での感情解析を導入しました。
現在の手法では回答者が企業の求める人物像に合わせて意図的に結果をコントロールする事が可能な為、より客観的な指標を基に候補者の適性を判断するサービスを提供しています。

インタビューメーカーを使って面談面接時の音声を記録し、その音声から候補者の感情を解析し、性格や適性を可視化します。
候補者のパーソナリティー診断、プロファイリングを実施するにあたり、企業独自の設問設計をサポートし、入社後のパフォーマンス、勤怠、企業マッチング等、重要KPIと紐づけた独自データベースを構築します。
設問設計については企業が求める人物像を判定するために、勤勉さ、成長意欲、正直さ、ストレス、コミュニケーション能力、離職リスクなどに合わせた質問を用意します。
解析結果から得られた客観性の高い新たなプロファイリング、JOB適正診断、コミュニケーションスキル測定や面接時の発言に関する信憑性の確からしさを以後の採用の新たな指標として活用を図ります。

スタジアム様は音声感情解析を組み込んだ適正診断ツール『imanalyst』（アイエムアナリスト）を発表されました。その効果として国内最大手のコールセンター様からお引き合いがあり、導入に向けて効果検証中です。
このお客様は年間多くのオペレータ採用面接を実施しており、『imanalyst』を活用する事で、自社が求めるJOB適正にマッチした人材採用が図れることを期待しています。
またその適正を活かした配属先の決定にも活用される予定です。
オペレータータイプは大きく分けると感情タイプと論理タイプに分類することが出来ます。
感情タイプは共感しようという感情が強いオペレータで適性的には定期促進業務などのアップセルに適しています。
また論理タイプは課題を解決しようという感情が強いオペレータで解約抑止業務などへのアサインが適しています。ESジャパンのグループ会社であるCENTRIC㈱のコールセンターではタイプ別による配置変換の実施により、定期獲得率は月間5.1%の向上、解約抑止率は月間2.4%の向上といった効果が表れています。

オペレータの離職率の高さもコールセンターの大きな課題の一つです。
このお客様では採用したオペレータに長く業務に従事してもらうために、日々の会話の解析から勤務中のストレス値を図り、一定値を超えたオペレータに適切なフォローを実施することで、離職率抑制の効果も期待しています。