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37 説得力のある話し方を鍛える画期的な方法(2)|音声活用ブログ

2022.08.12

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37 説得力のある話し方を鍛える画期的な方法(2)

前回のブログでは説得力のある話し方とはどういうものかを説明する為にメラビアンの法則を紹介し、それに基づき説得力のある説明は「オンライン営業では話し手と聞き手の感情を一致させ、聞き手が良いフィーリングを持った状態で話を終える。」ことが大切だと述べました。これは練習をすれば誰でも習得できます。このブログでは音声感情解析システムを用いて話し方を鍛える画期的な方法を紹介します。

 

感情解析を用いて話し方を鍛える

オンライン営業では話し手と聞き手の感情を一致させ、聞き手が良いフィーリングを持った状態で話を終えることが大切と申し上げると、「そんなことは当たり前じゃないか、俺(私)はいつでもそうしている。」とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし、客観的にそうなっているかを検証した方は少ないと思います。ESジャパンでは昨年(2021年)企業紹介のプレゼンでの話者の感情推移を分析したことがあるので少しご紹介したいと思います。まず、会社説明会の聞き手である就活生には、聞き終わった後に会社に対してどのような感情を持ってもらいたいでしょうか?多くの就活生に取ってどのような仕事に就くかはこれからの彼らの人生を決める大きな要素だと思います。会社に就職するなら一生を賭けるに値する会社かどうかを見極めたいと思っているでしょう。仕事内容と待遇が一番の関心ごとかも知れませんが、その会社にエネルギーを感じてもらい、情熱をもって働けるなと感じてもらうことが大切です。

 

下の表は、ある企業を就活生にPRする目的で説明したスピーチの話者の声から検出された感情を時系列的に検出した数値です。数値が大きいほどその聞き手に感じさせる感情要素が高いことを意味します。

まず話者Aさんの感情数値です。

Aさんは一貫してエネルギーが高く、興奮気味に話していることがわかります。ストレスは余り感じていないようですし、情熱も余り感じられません。

次に話者Bさんの感情推移です。

Bさんは一貫してエネルギーが余り感じられず、少し興奮気味に話しています。ストレスが少しあり、情熱はほとんど感じられません。

 

この2つの表からAさんとBさんの話し方を比べてみると、エネルギーを感じさせる話し方に関してはAさんがBさんよりも優れています。情熱や興奮はAさんの方がBさんよりも少し聞き手に感じさせているようです。一方ストレスはBさんがAさんよりも感じさせているようです。実際、2人の話を聴いてみるとAさんの話し方の方が最後に良い印象として残ります。このように、同じような話をしても相手に感じさせる感情はずいぶん異なります。

当然、Aさんの話し方の方がBさんよりもエネルギーを就活生に感じさせます。情熱に関してはAさん、Bさんとも絶対値は低いので、両者とも就活生にもっと会社や仕事の情熱を感じさせる話し方をする必要があるでしょう。

 

ESジャパンの音声感情解析を使えば、このように話し手の感情を時系列的に数値化し、どのような感情要素がどのように変化するかを見出し、あるべきスピーチのスタイルにするにはどこを改善すれば良いのかがわかります。今までは「話の上手い」と言われる人にスピーチスタイルを全面的に委ねていましたが、ESジャパンの音声感情解析サービスを使うことにより、誰でも「話の上手い」人に鍛え直すことが出来るようになります。

 

ご興味のある方はESジャパンのホームページからお問合せをして下さい。

 

WRITER

都筑 一雄

都筑 一雄

ESジャパン株式会社
エグゼクティブアドバイザー

慶応義塾大学及び東北大学大学院で物理学専攻。修士課程修了後、日本電気(NEC)に36年間勤務。製品開発、システム構築、事業部運営、欧州合弁会社立上げ等、役割は変化したが一貫して音声関連の通信事業に関与。NEC退職後は滋賀県彦根市役所の行政情報化担当特別顧問を5年間務め、退任後、ESジャパン株式会社の設立発起人として創業に関与し現在に至る。